注文住宅の床材。無垢材が良いような気がするんだけど?
注文住宅を建てることになった我が家ですが、設計段階ではなかなかイメージがつかめず、完成するまでドキドキだったのが、生活のメインとなるリビングの床です。
私の希望は、無垢材のフローリングでした。特に何かこだわりがあったのではなく、ただ漠然と「本物の木の事を無垢材って言うんだろうなぁ。」と思っていただけです。

何も分かっていませんでしたね(笑)
専門家と相談しましょう
ところが、工務店の方と相談しているうちに、無垢材には私にとって少し気になるところがあることが分かってきました。
無垢材は「生きている木」なので、年数を経るにつれて反ったり、縮んだりとそれぞれ違った変化をするそうです。確かに、古いお寺の床は凸凹していて場所によっては浮いているような記憶があります。
そうした変化を「味」として、将来受け入れられるかどうか。
そこが私には少し不安でした。数十年後。
「ここにテーブルを置いて、イスをこんな風に置いてたな」と分かる擦り傷。
「子どもがここでゲボ吐いたなぁ」と思い出すシミ。
「いつもここにランドセルを置いてたからな」と思う、金具が当たってできたへこみ。
数十年後も幸せに暮らしていたら、そんな床の傷を見て感傷に浸れるのかもしれません。でも、そう思えるようになるまで「あーあ、やっちまったなぁ」と思いながら生活していくほうが、私には嫌だったんですよね。
それと日々の手入れも難しそうです。水拭きなのか空拭きなのか?ワックスは必要なのか?どの程度の頻度でやらねばならないのか?
そういえば、私の実家は確実に無垢材です。祖母が毎日拭き掃除をし、頻繁にワックスをかけていました。ホントに毎日家中拭いてましたね。おかげで今でもピカピカで、顔が映るぐらいです。
そんな感じで、無垢材は我が家のコンセプトと少し違うかなぁと思い始めていました。
妻が見つけた床材
そんな中、妻が見つけてくれたのが、大建工業の「トリニティ」という床材でした。
無垢材ではなく、いわゆる複合板フローリングというジャンルらしいです。特に調べたわけではないので材質などは詳しくは分かりませんが、私はかなり気に入っています。この床で昼寝出来ます(笑)何も不満はありません。実際に使ってみないと分からないとは思いますが、大正解です。
場所による使い分け
この床材は、安くはないようです(笑)。なので家中の床をこれにする事は出来ませんでした。
トイレ、脱衣所は防水性が高いもの。階段や二階は木目調の何かです。
適材適所がありますし専門家におまかせすることにしました。それに、工務店さんが安く仕入れる事ができる材料などもあるので、そういうところで費用を抑えて貰いました。

難しい床材選びのコツ
私は専門家ではないのでどれが良いとかおすすめとかは分かりませんが、大事なのは自分が何を求めるかを理解する事だと思います。
今回新築を建てるにあたって、私たちはメンテナンス性や、シンプルで壊れにくいこと、将来なるべくお金がかからないようなものを好んで選びました。これが我が家全体としてのコンセプトです。
もし無垢材を入れていたら、毎日水拭きなり、空拭きを一生懸命して、休日にはワックスをかけてツヤツヤになったのを眺めて癒されるという暮らしを送っていたのかもしれません。
しかし、建ててから数年経った今、それをやれと言われたら嫌ですね。妻も絶対にしません。楽な事に慣れてしまいました(笑)
床材は夫婦でよく相談して決めた方が良いと思います。そして、誰が掃除をするのかって事をしっかり話し合いましょう。