シンプルな家になった話
我が家は、最初からシンプルな家を目指していたわけではありませんでした。
最初は二世帯住宅の計画だった
もともとは、今ある実家を建て替えて二世帯住宅にする計画から始まりました。
ハウスメーカーにも相談し、間取りやデザイン、ざっくりとした見積もりまで進んでいました。
計画が白紙になりました
ところが、いざ本格的に進めようとしたときに問題が出ました。
実家を取り壊すには祖父の許可が必要だったのですが、相続の話も絡み、そこで少し揉めてしまい、その計画はいったん白紙になってしまいました。
正直、その時は「もうこの話は無理かもしれない」と思いました。
祖父や義両親の代が終わり、土地を自由に使えるようになる頃には、私も今よりずっと歳を取っています。
その時になって住宅ローンを組むのは難しいでしょうし、それまでにまとまった資金を用意できる状況でもありませんでした。
「家を建てる」という選択肢は、もうなくなったのかもしれないと思っていました。
しかしその後、工場から実家の前にかけての土地が実は借りている土地であり、調べてもらうと住宅を建てることができると分かりました。
そこで、今ある実家は残し、その前に家族5人が暮らす新居を建てる計画へと方向転換することになりました。
シンプルな家になった理由
ただ、その土地は当初考えていたよりも狭く、さらに二世帯住宅ではなくなるため、費用は自分たちで負担しなければなりません。
限られた土地を最大限活かしながら、できるだけ予算を抑えられる家にする必要がありました。
とはいえ、単純に安い設備を選ぶという考えではなく、間取りや作り方を工夫してコストを抑えることを意識しました。
そうして出来上がったのが、今のシンプルな家です。
今振り返って思うこと
今振り返ると、それはそれで良かったと思っています。
大きな家やデザイン性の高い家を見ることはあります。
もちろん素敵だとは思いますが、不思議とうらやましいとは感じません。
きっと我が家は、自分たちなりに必要なものを考え、納得して選んできた家だからだと思います。
上を見ればきりがありません。
だからこそ、我が家は我が家らしく、シンプルな家で良かったと思っています。
決して大きな家ではありませんが、その分ごちゃごちゃしていません。
自分で言うのもなんですが、このあたりでは一番シンプルな家なんじゃないかなと思っています。